妊娠をすると、骨盤内のお部屋で赤ちゃんは段々と大きく育ってきます。
そして骨盤内の産道を通って元気いっぱいに生まれてくるわけですが、当然ママの骨盤が大きく開いてくれないと赤ちゃんは産道を通ってママと出会うことが出来ません。
ママの体は妊娠6~7カ月くらい経過すると、胎盤から“リラキシン”というホルモンが大量に分泌されます。
“リラキシン”の効果により靭帯がゆるんだり、骨盤が広がったりし、ママの体は無事に出産をするための準備が始まります。
その“リラキシン”ですが、産後2~3カ月ほど経過すると、分泌量は減少していき、その効果は徐々に薄れてきます。
緩んだ靭帯や骨盤が約6か月かけて段々と硬化して元に戻ろうとします。
骨盤矯正をするのに適した時期が、産後2~6か月辺りと言われるのは、この為です。
そのまま放置してしまうと広がりきった骨盤が広がったままの形で段々と固定されてしまい、腰痛、股関節やお尻周りの痛み、基礎代謝の低下、産後太り、足の冷えやむくみといった様々な症状を引き起こす要因となります。
そして出産したと同時に今度は「よ~いドン!」で育児が始まります。
色々と身体の辛さや不調を抱えながらの育児は心身ともに大きなストレスとなり、楽しいはずの赤ちゃんとの生活に支障が出てしまいかねません。
是非骨盤を正しく締めて、心身ともに健やかで明るく楽しい育児ライフを送りましょう!